キャンプ料理でフライパンは本当によく使いますが、普通のフライパンだと取っ手(ハンドル)が持ち運び時に邪魔なので、アルミの取っ手が収納可能なものをみなさん使いがちですよね?でも鉄器のフライパンを使いたい、でもコンパクトに持ち運びたい・・・
なら取っ手を現地で調達するフライパンでいいんじゃね?
という商品を今回は紹介したいと思います!
目次
【ブッシュクラフト】焚き火フライパン(ダイソーで取っ手(ハンドル)製作)
商品紹介
今回紹介するのはブッシュクラフトというメーカーから販売されている”たき火フライパン”。なお、お値段は私が購入した時は4,600円ほどでした。セット内容とスペックは以下の通り。
- ブッシュクラフト たき火フライパン
- リネン製収納ケース
- アンティーク調ヒートンねじ×2
- 直径 約225mm
- 深さ 約18mm
- 取っ手差し込み径 約24mm
- 釘穴径 約8mm&5mm
- 重量 505g
ねじ?取っ手差し込み径?そう、このフライパン普通のフライパンじゃないんです。
たき火フライパンって?
この商品はハンドル(取っ手)部分がないフライパンとなります。
1 現地で手頃な木を調達
2 いいサイズに削る
3 ハンドルに差し込む
4 ネジ穴からネジを差し込む
といった流れです。面倒くさいという声もあるでしょうが、メリットとしてはハンドル部分がないのでコンパクトという点とワイルド(無骨)という点がメリットです。特に後者に惹かれてこの商品を購入する人が多いのではないでしょうか。
開封!
内容物としては、
・フライパン本体
・説明書
・ネジ
・収納袋
となっています。細かく見ていきましょう。
フライパン本体
フライパンが色褪せているように見えるかもしれませんが、これは鉄器なら必要なシーズニングの工程を既にしているために焼きムラが付いているだけなので問題ありません。
ハンドルを差し込む部分はネジ穴が二つ空いてます(旧タイプは一つ)。また、先に奥ほど細くなっているので、ハンドル(木を)を作る時はこれを意識して削る必要があります。
説明書
説明書には急速冷却の注意事項と先ほど紹介した焼きムラについて記載されています。せっかくの鉄商品なので丁寧に扱いたいですね。
ネジ
これはよくあるネジです。失くしてもホームセンターで入手できると思います。
収納袋
嬉しい収納袋までついています!サイズもフライパンにジャストではなく多少の余裕があります。
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試してみる!
さて、野外にやってきました!火の準備もOK!さて、まずは手頃な木を探しましょう!
これは・・・?
木というか竹っぽいハンドルを見つけました。これは持ち手の部分がいい感じで凸凹になっており、滑り止め効果もあり良さげです。フライパンにはめてみましょう。
ジャストサイズ!
ナイフで削る必要もないくらいのジャストサイズ!ネジを刺せばズレそうにもないのでこれでいきたいと思います!ちょっと竹なので重さに耐えれるか不安ではありますが・・・。
肉を焼く!
今回は火の調整が簡単な炭で調理をしていきます。まずはフライパンを温めます。今回焼くのは米国産の安物のリブロースです!
肉投入
ちょと肉に切れ目を入れて塩胡椒だけでいただきたいと思います!
ジュワジュワジュー
いい感じじゃないですか?レア好きなら既に食べごろです!
完成!
人参、コーン、グリーンピースを添えてステーキセットの完成です!もちろんめちゃくちゃ美味しかったです!
続いてベーコンエッグ!
続いてベーコンエッグを作っていきます。先ほどの牛の肉汁をそのまま活用します!
完成!
ちょっとアルミホイルで蓋をして、塩胡椒をまずしていい感じに完成!もちろん美味しかったです!
ハンドル部分を持ち運ぶ(ダイソー商品)
今回、現地に手頃な木が落ちていますが、毎回現地に手頃な木が落ちているとは限りません。最近では非常に整備されたサイトも多く、現地で薪となる木を探してもない時ってありません?そんなことがあっても大丈夫なように、いい感じの木を常時持ち運んでおこうと思いダイソーに駆け込みました!
探し出したのがこれ
めん棒です。調理で小麦粉などを伸ばすときに使うもので、もちろん100円です。ちょっと短い気もしますが、あまり長いと収納袋に入らないし念のためのものなので良しとしましょう。
刺してみる
入りません・・・。先っぽだけちょっと入るだけです。これでは使えないので削ることにします。
これでどうだ!
外にいってナイフで削りました。割と木が硬いのでちょっと苦労しました・・・。
改めて刺してみる!
ジャストサイズです!ネジを刺さなくてもグラつくこともなく問題なさそうですし、長さも問題なさそうですね!まぁ、予備用としては十分でしょう!
収納も完璧!
収納袋は多少サイズに遊びがあるのでダイソーのハンドルも楽々収納可能です!ネジを裸で入れてるので失くしそうですが、まぁホームセンターで買えばいいのでそのまま入れてます。
なお、フライパンは鉄器なのでシーズニングによるお手入れは必須ですよ!
まとめ
いかがでしたか?かなり楽しい商品だと思います。焚き火で調理をする方であれば購入して間違いないですし、これから焚き火調理を始めようという方にもオススメです!
【追記】蓋を自作してみたました!
https://katachi-wine.com/2020/03/15/lid/