今回は、日本ワインコンクールで上位入賞しているワイナリーのメルロー主体のワインを購入し飲み比べをしましたので、その様子を紹介したいと思います!
目次
(メルロー主体)日本ワインコンクール受賞歴のある長野ワインを飲み比べてみた!
長野ワインって?
長野はワイン生産量2位で、有名なワイナリーも増えてきています。もともと雨が少なく、日照時間が長く、昼夜の寒暖差もあり、ぶどうの栽培に優れた土地であった中、2013年にワイナリーを4つの地域(バレー)に分け、それぞれ協力し合い、世界中の人々が訪れたくなるワイナリーにしていこうという「信州ワインバレー構想」がスタート。ぶどう畑、ワイナリーだけではなくレストランやショップなどが並ぶワイナリーが増えてきており、ホットな産地なんです!
3本のワインを購入
今回紹介するワインは2017年以降の日本ワイナリーコンクールの欧州系品種(赤)で銀賞以上を受賞したワイナリーのみをチョイスしました。
また、全てのワインが「長野県原産地呼称管理委員会認定」ワインとなります。この制度では、農産物の原料や栽培方法、飼育方法、味覚による区別化を行い、「長野県で生産・製造されたもの」を自信と責任を持って消費者にアピールするマークです。
令和3年度には、国税庁所管の「酒類の地理的表示」により「GI長野」として新たに指定を受けました。GI長野には、長野県原産地呼称管理制度の考え方が引き継がれているそうです。
林農園 五一ワイン:エステートゴイチ メルロ
1911年創業のワイナリー。長年の苦労の末に欧州系のメルローを根付かせ、名産地として桔梗ヶ原の名を広めました。現在では「良いワインは良いぶどうづくりから」の考えのもと、自社農場に加えて地元の契約農家から仕入れたぶどうによって原料から醸造に至る一貫したワインづくりが行われています。
今回購入したのは、2017年のエステートゴイチ(メルロー100%)です。イチゴ、チェリー、ガーネットの果実味が印象的で飲み疲れしないワインです。樽香もあって値段以上の高級感がありました。
安曇野ワイナリー:安曇野リザーブ/赤
日本アルプスワインバレーで造られるワイナリー。安曇野の土地や気候を把握し、安曇野らしいブドウを造ることを目指しているところが特徴。ブドウ畑をみながら軽食も楽しめるテラス席やショップ、試飲カウンターも完備しており、一日中楽しめるワイナリーになっています。
購入したのは、2016年の安曇野リザーブ/赤(メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン)で、メルローの土っぽさ、バニラ香を強く感じました。酸味はそこまで強くなく、口当たりの良いワインでした。
井筒ワイン:NACメルロー
井筒ワインは、1933年に設立してから約80年もの長い歴史を持つ造り手です。桔梗ヶ原ワインバレーで造られ、自家農園と契約農家のブドウのみを使用。甘味のある飲みやすいものからヨーロッパのワインを彷彿とさせる深みのあるワインまで、さまざま手がけます。酸化防止無剤添加で造られる新酒はとても人気で、毎年待ちに待ったファンがワイナリーへつめかけることも多いそうです。
購入したのは、2019年のメルローです。薄めのカラーで、酸味と渋みがバランスよく、余韻も適度に残る飲みやすいワインです。カカオ、チョコレートのフレーバーも微かに感じ取れました!
まとめ
いかがでしたか?どれが優れているとかはないですが、井筒ワインが自分的には一番好みでした!長野のワイナリーにはこの夏に訪れようとしていたのですが、緊急事態宣言で断念。そのため、今回の飲み比べ企画となりました!今年度中には訪れたいと思います!