お酒にもワインの他にビールやウィスキーなど様々な種類があります。私もワインが大好きですが、最初の1杯はビールをよく飲みますし、冬は焼酎のお湯割などを飲みます。皆様もワイン以外にも色々なお酒を飲まれているかと思いますが、細かい分類ってご存知ですか?お酒は、醸造法によって作り方や原料によって以下の図のように分類されています。
ワインの種類
ワインは、醸造酒といって果実原料をアルコール発酵させて作るお酒で、りんごを原料にして作るシードルと同じ分類になります。ちなみにブランデーなどの蒸留酒は、アルコール発酵させた後、蒸溜させます。混成酒は、醸造酒と蒸留酒に香料などを加えたお酒です。
さて、本題に入りますが、ワインにも赤ワインや白ワイン、スパークリングワイン等、一口にワインといっても、様々な種類があります。醸造法では4つに分類されているんです。
1.スティル・ワイン
一般的な「ワイン」と言えばこれ。炭酸のガスを含まない非発泡性のワインで、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインが該当します。ちなみにスティルは「静かな」で、泡がない、という意味だそうです。
アルコール度数:9~15度程度
2.スパークリング・ワイン
シャンパンなど、こちらも一般的によく知られているワインです。発泡性のあるワインでパーティーなどの主役ですね。ちなみにシャンパンは、フランスのシャンパーニュ地方で作られたワインのみを刺します。
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3.フォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)
ワインにアルコールを後から加えたワイン。日本語では、酒精強化ワインと呼ばれており、もともと気温が高い地域でワインの酸化などを防ぐために作られたのが始まりだそうです。そのため、海外産のものが多いですね。シェリー、ポート、マディラが3大フォーティファイド・ワインです。
アルコール度数:15~22度程度
4.フレーヴァード・ワイン
スティル・ワインに薬草・果実などを加えて独特な風味をつけたワインで、サングリアが有名。食前酒のカクテルの原料によく使われています。
まとめ
以上、ワインの分類の基礎講座でした。
最後に1点、私は最近安いワインを買ってきて手作りサングリアを楽しんでいます。瓶にワインと果実などを突っ込めば完成と簡単に作れるので、お試しあれ!