先日、スペインのプロサッカーチームの名門FCバルセロナを今シーズンで退団する事を発表したアンドレス・イニエスタ。稀代のスペイン代表選手MFは、サッカーに詳しくない方もご存知の方は多いのでしょうか。
そのイニエスタがなんとワイナリーを所有しているのだそう!その名も・・・
ボデガ・イニエスタ
「頭脳」「手品師」などの異名を取るほどの伝説的サッカープレイヤーの手がけるワインとは?「ボデガ・イニエスタ」についてレポートしたいと思います!
目次
【FCバルセロナ・ヴィッセル神戸】ワイナリー「ボデガ・イニエスタ」
地元への貢献と家族の夢のためのワイナリー
イニエスタの実家は、カスティーリャ・イ・ラ・マンチャ州のマンチュエラ地方にあります。イニエスタの家族は祖父の代から地元品種ボバルの畑を所有していたのですが、この地域の葡萄やワインは長年ブレンド用として販売されてきたので、自らのワインを製造することは、家族にとっては長い間の夢だったのだとか。
イニエスタの父、ホセ・アントニオが1990年代から本格的に葡萄栽培を始め、2000年以降には畑を買い足し、イニエスタとワイナリーの計画を始め、そしてついにワイナリーが完成したのは2010年のこと。この年から「ボデガ・イニエスタ」のワインが醸造され始めたのでした。「ボデガ・イニエスタ」では、失業者を雇用するなど、地域への貢献にも一役買っているのだそうです。
「ボデガ・イニエスタ」のワイナリーとしての特徴は?
出典:ボデガ・イニエスタ
「ボデガ・イニエスタ」のあるマンチュエラ地方はマドリッドから車で南東に40分ほどに位置するメセタ(イベリア半島中央に位置する広大な乾燥高原)で、スペインの原産地呼称の中でも最大の栽培面積と生産量を誇るワイン産地です。
「ボデガ・イニエスタ」では現在120ヘクタールの葡萄畑を所有し、地元品種のボバルやマカベオ、グラシアーノなどのほかシャルドネ、プチ・ヴェルド、ソーヴィニヨン・ブランなどの国際品種が栽培され、有機栽培にも取り組んでいます。赤ワイン、白ワインともにそれぞれに高名な醸造コンサルタントと契約し、最新の技術を導入してワインを生産しています。
FCバルセロナ対談はワインのため?
現在、次の移籍先として有力視されているのが中国のクラブ。実は「ボデガ・イニエスタ」の最大の輸出先が中国ということだそう。近年、富裕化が進む中国ではワインの人気も急上昇だそうで、そこの市場をもっと開拓する狙いもあるだとか。
全て報道情報ですが、なんならJリーグに来てくれませんかね?金銭的に厳しいですかね?。って思っていたら神戸の噂が出てきましたね!去就はシーズン終了後、もしくはW杯終了後と行った感じでしょうか?楽しみに待っておきましょう!
(2018年5月追記)
なんと、なんと!ヴィッセル神戸移籍が決定しました!これはイニエスタのプレーだけでなくワインを日本で見る機会が増えるかもですね!
「ボデガ・イニエスタ」の代表的なワイン
「ボデガ・イニエスタ・コラソン・ロコ・ブランコ」
ソーヴィニヨン・ブラン55%、ベルデホ45%のブレンドでレモンやグレープフルーツのような柑橘系の香り。心地よい苦味が全体を引き締めていて、若々しい感じのする魅力的なワインです。よく冷やして食前酒に、また、白身魚のカルパッチョなどの繊細な一皿によく合います。
「コラソン ロコ」とは 熱狂的な思い、という意味。イニエスタ本人のサインとともに「La pasion va por dentro(情熱を内に秘めて)」のキーワードもラベルにプリントされています。
「ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・バレリア 2013」
上級ブランドの「フィンカ・エル・カリール」シリーズの樽熟成白ワイン。これはイニエスタ自身が最もお気に入りのワインなのだとか。「バレリア」とは彼の娘さんの名前で、このワインボトルのデザインが決まるころ娘さんが産まれたため、ワイナリースタッフの提案によって娘さんの名前になったのだそう。
シャルドネ種100%使用で、300リットルのフレンチーク樽で30日間発酵後、2ヶ月熟成させた白ワインのトップキュヴェです。柑橘の他に黄桃、パイナップル、リンゴの黄色い果実のアロマが特徴。なめらかな食感をしっかりとした酸味が引き締めています。白身魚やチキンのクリームソースなどの少し濃厚な一皿との相性が良いでしょう。
「ボデガ・イニエスタ・コラソン・スプマンテ」
標高770メートルの高地畑で育った平均樹齢10年?30年のマカベオ50%、ベルデホ50パーセントの贅沢ブレンド。シャルマー法(スティルワインを大きなタンクに密閉し、その中で発酵をおこさせる方式。)で造られたフレッシュなアロマの白スパークリングワインです。
淡いゴールドの色合いで、スパークする泡はきめ細かくキラキラときらめき大変美しくおしゃれ。フレッシュな柑橘、リンゴ、洋ナシのフルーティで親しみやすい香りです。
桃などを思わせる果実味は柔らかく甘みがありますが、スッキリとした爽快さもあり、ドライに仕上げられています。
一杯目にぴったりな軽い飲み口なので、食前酒や、生牡蠣やシュリンプカクテルなどのフレッシュな魚介料理と一緒に。または食後のデザートや、果物と一緒におしゃれに楽しむのもオススメです。
飲んでみる!(評価・レビュー)
友人から実は1本もらっていたので飲んでみたいと思います!入手したのは、おすすめでも紹介した、「ボデガ・イニエスタ・フィンカ・エル・カリール・バレリア 2013」。パッケージが違いますけど、中身は同じみたいです。さぁ、飲んでみます・・・
口当たりが良い!グビグビいけちゃう系!
って感じです。柑橘系の印象が強くて、私が好きな系統です!ちなみにイニエスタ選手が一番好きなワインだそうですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?「ボデガ・イニエスタ」ではワイナリー見学ツアーも行っているとのこと。自社チーズがつまみに出されるワインのテイスティングや、レストランでの食事も楽しめるのだそう。イニエスタのユニフォームやトロフィーなどの展示もあり、サッカーファンにはたまらないですね。
「ボデガ・イニエスタ」のワインは比較的お手頃な価格も魅力ですから、ぜひ一度お試しください!