先日、友人宅(T野さん宅)でホームパーティー(ただの宅飲み)をしている際、
超ヴィンテージワインを飲む!
というすごく貴重な体験をさせていただきました!友人の誕生年(今年33歳)のワインを飲んだんですが、その時の開封の様子や味をレポートしたいと思います!
33年ものの超ヴィンテージワインを飲んでみた!
箱、開封の儀式
友人が棚の中から引っ張り出してきたヴィンテージワインはとても重厚な黒い箱で守られていました。その風貌からは威厳と古臭さを感じます。トロフィーでも出てきそうな出で立ち。開けてみます・・・。
おお・・・。高そうな気もしますし、安そうな気もします(笑)。赤と黄色に彩られた内装が高級感とチープさを同時に演出しています。また、しっかり1984年と記載されてます。
ワインの詳細
ワインの詳細がわからなかったので飲む前に調べてみました。
タイプ:赤・ライトボディ
産 地:フランス・ラングドック・ルーション
品 種:グルナッシュ・ノワール
熟れた赤いベリーや果物の香りに、ラズベリージャムやブラックベリーのアロマも残ったフルーティーな印象のワインだそうです。熟成するとさらに味が深まるそうで、ネット上では様々な年のワインが今でも売られていました。
開封の前に・・・
とりあえず箱から取り出してみたいと思います・・・
!!!!!!!??????
液漏れ?ですよねこれ?
友人曰く、保管は暗所ではしていたものの、セラーなどのしっかりした場所の保管でもないし、幾度もの引越しも経験しているワインなので・・・・とのことでした。まぁ飲めないことはないでしょう!
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キャップシール取り
心なしかキャップシールがふにゃふにゃしています。液漏れの影響でしょうか?
デリケートに扱いたいので、フォイルカッターを使用します。マイフォイルカッター(VACUVIN)を持参しました!丁寧にはずしていきます・・・。
やはり液漏れしていました・・・。
コルクは濡れている訳ではありませんが、柔らかい気がします。いや、確実に硬さが足りません。しっかりコルクが抜けるか不安です・・・。
抜栓
ソムリエナイフも持ってきていましたが、より確実なスクリュープル(LE CREUSET)で開けたいと思います。こいつで抜栓を失敗したことはないので、大丈夫だと信じたいんですが・・・。
ダメでした。
コルクが柔くてしっかりと噛みません・・・。
あ?あ。。。これはしょうがないのでコルクを瓶内に落として破片を取り除く作戦にでます。
ろ過作業開始
流しのゴミをキャッチする網を使ってろ過したいと思います。ちょっと網目が荒い気がしますが、コルクの破片を取りきれるでしょうか・・・。
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なんかすごく取れてます(笑)。澱みたいなものも一緒にでてきました。33年眠ってる間に沈殿したんでしょうね。
あらかた取れましたが、写真で確認しにくいんですが、小さい破片がまだ少し残っています。第2弾いきたいと思います。
続いてキッチンペーパーで最終仕上げといきます。これは確実にろ過できています!しかし、ポタポタと一滴一滴しか落ちないのですごく時間がかかります・・・・。
超ヴィンテージワインを飲んでみる!
ろ過、完了しました!やっとこさ試飲です!液漏れをしていたこのワイン果たしてまともに飲めるのでしょうか・・・・飲みます。
・・・・いけますやん!!
味は杏のようなプルーンのような甘い味です。重厚感もあり、アルコール感も強く、フォーティファイド・ワイン(酒精強化ワイン)のように私は感じました。ただ、私が今まで味わったことのないワインであることは間違いないです。これが長年熟成された複雑さや味の深みなのでしょう。
私の語彙力がないのが残念ですが、本当に普通のワインじゃないんです。本当にいい経験をさせてもらった思うと同時に他のヴィンテージワインも飲んでみたいと思いました!
まとめ
いかがでしたか?私はヴィンテージワインを飲むのが初めての経験だったので、結構衝撃でした!生まれ年のワインはネットを探すと色々売っているので、プレゼントや特別な日にプレゼントしてみるのもいいですね!もちろん自分向けってのも有りですよ!皆さんもお試しください☆