昨年受験し、見事不合格となったワインエキスパート試験を運営している日本ソムリエ協会から一通の手紙が届きました。
(参考)
J.S.A. SAKE DIPLOMA認定試験のご案内??なんじゃそりゃ?
今回はこの新たな認定試験について紹介します。
J.S.A. SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)認定試験とは
概要
日本ソムリエ協会といえば、ワインに関する資格試験の運営等をしているので、”SAKE”と書いてあるので、お酒もしくは日本酒の資格でしょうか?手紙を読んでみます(以下、抜粋)。
「この度当協会は、皆さまが日本酒に関する知識を深め、技量を向上させることが、日本の食文化のより一層の普及と向上に繋がるものと考え、日本酒に特化した認定制度である「J.S.A.SAKE DIPLOMA」を発足させることと致しました。」
バッチリ日本酒の認定試験のようです!
日本酒の試験制度ってないの?
調べました。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が「?酒師」、「日本酒検定」の認定試験を運営しているようです。
受験資格や難易度も調べてみました!?酒師は、お酒関連の仕事をしていることが受験資格にありますが、難易度はそれほど高くないそうです。また、日本酒検定は20歳以上であれば誰でも受験ができますが、3級からはワインアドバイザーレベルに難しく、1級になると民間の資格としては最高レベルの難易度となります。
受験資格
そもそも、この試験の受験資格は、20歳以上であれば、国籍、職種、経験は不問とのこと。日本酒界のワインエキスパートといったところでしょうか。
スポンサーリンク
試験内容(難易度は?)
案内によると一次試験の筆記試験と二次試験のテイスティング試験の構成です。ここら辺はワインエキスパート、ソムリエと同じですね。難易度も同じようであれば、かなり難しい試験となりそうです(落ちた私が言うのだから間違いありません!)。
試験日程
一次試験は8月20日、二次試験は9月25日とワインエキスパートと同じです。ただ時間が午前、午後と分かれているので両方受験することも可能みたいです。ただ、両方受かるのはなかなか難しそうですね。
※出願期間は3月1日?6月30日
まとめ
もともと日本酒の認定制度があるのに、なぜ日本ソムリエ協会が日本酒の認定制度を創設するのでしょうか???今後、東京オリンピックがあるので、日本酒のインバウンド需要を見込んでの行動でしょうか?確かに、お酒を勧めるソムリエなどの店員さんは日本酒の知識を求められることが多くなるかもしれません。しかし、今回の受験資格は”誰でもOK”となっています。
謎は深まるばかりですが、今後の動きに注目したいと思います(ワインエキスパートもまだ受かっていないので受験はしません(笑))!