ワインを飲むお店に行くとよく前菜などにテリーヌがついてくるきますよね。あれ、美味しいですよね!でも・・・・
本当にそれ、テリーヌですか?
パテじゃないです?もしくはリエットじゃありません?今回はこの3つ違いについて紹介したいと思います!
テリーヌとパテとリエットの違いって?
いずれもフランス料理の前菜などに使われる料理です。その違いをみていきましょう!
テリーヌ
魚、肉や野菜を潰してペーストやミンチ状にし、豚の背脂の塗った容器に入れでオーブンで焼いたり、蒸し焼きにした料理です。本来は、素材を入れる楕円や円形の「テリーヌ型」の容器に詰めて調理したものをテリーヌと言いますが、最近では型の容器に入れないで調理されたものもテリーヌと呼ぶようになっており、定義が曖昧になっています。
鴨とフォアグラのテリーヌ terrine de canard 約90g 冷凍
パテ
肉や魚などの具材を細かく刻み、ペースト状あるいはムース状に練り上げた料理です。パテの語源はパイ生地で、本来は具材をパイ生地で包んだ料理のことです。しかし、現在ではパイ生地ではなく、キャベツや背脂で包んだものでもパテと呼び、また、パンやクラッカーなどに塗布して食すペースト状のものもパテと呼んだり、使い方が広がっています。写真のパテもパイには包まれてませんね。
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リエット
フランス語で「豚肉の塊」という意味の通り、豚のバラ肉や肩肉を角切りやみじん切りにし、塩を振って加熱したペースト状の料理です。パン等に塗って食べるのが一般的ですね。豚肉の他に、ガチョウ、アヒル、鶏、野禽、ウサギの肉や、イワシ、マグロ、サケ等の魚が使われることもあります。
簡単に違いを言うと・・・
本来の作り方で説明すると・・・
豚肉等の素材をペースト常に潰して・・・
テリーヌ:楕円や円形の「テリーヌ型」の容器に詰めて調理したもの
パテ:パイ生地に入れて調理したもの
リエット:そのまま調理したもの
となります。しかし、その定義は曖昧になっているので、お店によって呼び方が結構バラバラになっています。
まとめ
いかがでしたか?本来の使われ方には明確に違いがあるんですが、結論を言うと曖昧で定義が難しいといったものです(笑)。お店で食べる際、気になる方はオーダー前にどういった形で提供されるか聞いた方がいいかもしれませんね!