ワイナリー

【大阪でワイン?】大阪にある6つの個性豊かなワイナリーとは?【大阪ワイナリー協会】

大阪とワインといえばミスマッチな気がしませんか?でも意外や意外。実はワインの産地として力をつけてきてるんです!以前、大阪ワインフェスというイベントも紹介しましたね!

本日は、大阪にある個性豊かなワイナリーを紹介したいと思います!

大阪にある6つの個性豊かなワイナリーとは?【見学可能!】

大阪でワイナリー?

大阪がかつてぶどう産地として全国1位だった時代があったことをご存知でしたでしょうか?昭和初期、たった1年だけですが大阪はぶどうの日本一の生産地だったんです。現在でも南部の羽曳野市、柏原市には多くのぶどう畑があり、100年続くワイナリーもあるんです。
2012年には大阪ワイナリー協会が発足され、それぞれのワイナリーが協力し合い様々なイベントを開催。2018年には、府の機関として西日本初となるぶどうとワインの専門研究施設「ぶどう・ワインラボ」が新設。

このようにワインの産地としてグイグイ来てるのが大阪なんです!消費地にも近く、市内を離れれば自然も豊かにあって、産地としての歴史もある・・・。ほら、興味湧いてきませんか?

そんな大阪には個性豊かなワイナリーばかりが揃ってるんです!

ワイナリーの紹介

1.【西日本最古のワイナリー】カタシモワイナリー


1914年:醸造免許取得

大正元年より100年以上ワイン醸造を行なっているカタシモワイナリー。一度このブログでもたこ焼きにあう「たこシャン」という大阪ならではのワインを紹介しましたね!いきなり個性的ですね!社長の高井氏は大阪のワイナリーの取りまとめ的存在でもあります!

ぶどう栽培では除草剤を使わず、有機栽培に取り組んでおり、モンドセレクションや農林水産大臣賞も受賞。 ワイナリー見学も可能で、古民家と畑の並ぶ歴史ある町の散策を楽しむことができますよ!国の指定文化財になっている貯蔵庫の二階にあるテイスティングルームでのテイスティングが可能です。またこのヘリテイジテイスティングルームの雰囲気が最高です!

住所:大阪府柏原市太平寺2丁目9番14号
HP:http://www.kashiwara-wine.com/index.html

注目のワイン

「キングセルビー 河内ワイン 赤・辛口」は、マスカットベリー特有の魅力的な甘い香りと、メルローの柔らかい味わいのバランスが絶妙。ソフトな渋みと上品な余韻、快いボディが特徴です。和食にもトマトのパスタなどにも好相性です。
先代社長が自分用にと素材にこだわって作り、あまりの美味しさから販売を始めたという「カタシモのひやしあめ」という個性的な商品もあります。

2.【本格派ワイナリー】飛鳥ワイン株式会社


1934年:醸造免許取得

日本ワイナリーコンクールで毎年のように入賞している本格派のワイナリーです。また、大量のぶどうの剪定枝やワインの搾り滓などを廃棄せず堆肥の材料にし、畑に戻す「循環型農業」に取り組み大阪エコ農産物、加工品第1号に認定されています。定期的にぶどう畑とワイン工場の見学を行っており、広大な畑や施設をスタッフの案内付きで見て回ることができ、6種類のフラッグシップワインのテイスティングも可能です。 収穫から仕込み作業、瓶詰めとラベル貼りまで体験できる「マイワイン造り」も人気です!また、大阪が世界に誇るPLの花火大会(8月1日)の日はワイン畑の中からワインと美味しい食事と一緒に観戦できるイベントをしてます。私も参加しましたが最高でしたよ!

住所:大阪府羽曳野市飛鳥1104
HP:http://www.asukawine.co.jp/

お注目のワイン

「飛鳥 スパーグリング シャルドネ 2017」は自社農園シャルドネ種を100%使用し瓶内二次発酵による本格駅なシャンパーニュ方式で造られたスパーグリングワインです。柑橘系の香りと深みのある味わい、しっかりとしたボディ、ミネラルを感じさせつつも穏やかな酸味が特徴の喉越しです。
この他、メルローやカベルネも本格的でオススメですよ!

飛鳥ワイン通販ページ:オンラインショップ飛鳥ワイン

3.【がんこ親父と言えば】仲村わいん工房


1993年:醸造免許取得

65歳の仲村わいん工房の先代が、突然ワイン造りを思いたち、ぶどう畑の開墾からのスタートを切ったのが1988年。 先代よりぶどう畑を受け継いだ二代目も、天然素材本来の力だけで美味しいワインを造ろうと、ぶどう栽培からとことんこだわっています。 栄養分を集中させて味を凝縮させるため、花を摘み取って実を減らし、さらに一粒一粒選別を手作業で行うという、まさにこだわりの製法は大量生産には向きません。それでも美味しいワイン造りには外せない製法なのだそう。また、 謎の自社品種「ミツオレッド」なるものも(笑)。
仲村わいん工房のワインは自社農園ぶどうを100%使用し、野生酵母による自然な発酵で醸造されています。 東住吉区杭全で立ち呑み処でもある酒店「仲村酒店」も同時経営。お手頃価格のおつまみが数種あり、月1回の国産ワインの試飲イベントも行われています。

住所:大阪府羽曳野市飛鳥1184番地
HP:http://www.nakamura-wine.jp/

注目のワイン


「手造りわいん さちこV (白)」は、国産ワインとは思えないほどのリッチさと華やかさを兼ね備えた香りと味わいです。 ちなみに【さちこ】は奥さんの名前。個性的なパッケージですね(笑)。こういうユーモアも大阪のワイナリーの魅力の一つですね!
仲村わいん工房 手造りわいん さちこ 720ml※12本まで1個口で発送可能

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4.【食堂にワイン館も】河内ワイン


1934年:醸造免許取得

前身である「金特洋酒酒造」より、昭和9年からの歴史を誇る河内ワイン。昭和53年には河内産ぶどう100%仕様の「河内ワイン」の販売をスタートさせました。 河内ワインでも月に1回見学会を行っており、少人数でも団体でも見学の予約ができます。
創作料理による懐石弁当とワインを同時に楽しむことのできるワイナリー直営レストラン「金食堂」では、ワイナリー見学とセットで予約することもできます。河内ワインの歴史を知ることができる資料の並んだ展示室や、20種類のワインをテイスティングすることのできる「ワイン館」は、季節の移り変わりを肌で感じることのできる、趣のある空間です。

住所:大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027
HP:http://www.kawachi-wine.co.jp/index.html

注目のワイン

河内ワインの「河内葡萄酒デラウェア新酒 2017」は、選び抜いた果実から造られた限定品。フレッシュな香りと広がりのある酸味が特徴の、和食にも合う一品です。

5.【元ゴルフ場?】天使の羽ワイナリー


2002年:醸造免許取得

天使の羽ワイナリーの前身である「ひめひこワイナリー」は、平成10年に創業者がミニゴルフ場であった土地を買い上げ、ぶどう一本木栽培をスタートさせたところからワイナリーとしての道を歩み始めました。少量限定の醸造を行っており、醸造家や栽培者の熱意が伝わるようなワイン造りを目指しているワイナリーです。

住所:大阪府柏原市大県697-2
HP:http://www.n-farms.com/index.html

注目のワイン

「NI CORI 白」は、国産デラウェア100%で醸造されています。無濾過のため濁りがありますが、すっきりとしていて瑞々しく、フルーティさを感じさせてくれます。

6.【都市型ワイナリー】フジマル醸造所


2013年:醸造免許取得

世界でも数少ない都市型ワイナリーであるフジマル醸造所。海外でワインの研究を重ねたソムリエでもある創業者が、「ワインをもっと身近な存在にしたい。」という想いから作ったワイナリーです。 ぶどう畑は大阪市内から車で30分ほどの柏原市にあり、高齢化や後継者不足により耕作放棄地であった畑を利用しています。栽培される品種はデラウェアとマスカットベリーAが中心です。 ワイナリーの2階にはワイン食堂があり、自社ワインの他にも厳選された海外のワインも楽しむことができます。ランチ、ディナータイムには経験豊富な料理人が、大阪産の食材を中心としたワインによく合う旬の料理を提供してくれます。
なお、東京都内にもワイナリー兼レストランがあり、そちらは以前訪問した様子をブログで紹介しているので是非ご覧ください!

住所:大阪市中央区島之内1丁目1-14 三和ビル1F
HP:http://www.papilles.net/

注目のワイン

「OSAKA デラウェア(2017) 白」は、大阪産の有核デラウェアを100%使用。果実のニュアンスを潰さないように優しく果汁を搾汁したのち軽くおり引きをして低温管理のもとで自然発酵させています。青リンゴ、熟したリンゴの香り。ジューシーで、有核ならではのしっかりとした余韻が特徴です。

まとめ

いかがでしたか?本当に大阪のワイナリーは6つが全て個性的です!でも味は本物ですので、皆さんも是非楽しんでみてください!毎年4月には「おおさかワインフェス」も開催されますので、そちらも要チェックしてくださいね!

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