先日、昨年のワインの輸入量が発表されました!見出し画像がややネタバレですが、一カ国ずつ確認していきたいと思います!
1位はどこでしょう?チリ?フランス?
2017年 国別ワイン輸入量TOP5発表!
※本ランキングは、スティルワインのみのランキングとなっています。
1位:チリ(前年:1位)
輸入量:5,552万L(対前年比:109.9%)
輸入額:17,846百万円(対前年比:112.9%)
昨年、一昨年に続きチリが1位です!
2位の国に1千万Lの差をつけての堂々の1位です。コスパに定評のあるチリですが、日本との間で締結しているEPAの影響により関税が削減されていることが大きいかと思います!アルパカ等は多くのスーパーやコンビニでも売られており、まだまだ勢いは止まりそうにありませんね?。
2位:フランス(前年2位)
輸入量:4,552万L(対前年比:99.6%)
輸入額:46,255百万円(対前年比:108.7%)
2位はワインの王者フランスです。
量では2015よりチリに1位を譲っていますが、金額ではダントツの1位を誇っています!フランスは今後の躍進が期待できるEUの一国です。昨年、EUとの間で日EU・EPAが結ばれワインの関税が即時撤廃となりました。2019年の発効を目指すと報道されているので、来年以降のランキングにはもしかしたら1位に返り咲いているかもしれませんね!
3位:イタリア(前年3位)
輸入量:3,360万L(対前年比:104.7%)
輸入額:17,142百万円(対前年比:110.2%)
伊達ワインが3位となりました!
イタリアもEUの一国となるので、今後の躍進が期待されます!実はイタリアは全ての州でワインが作られており、生産量自体は全世界1位!将来的には1位になるかもしれませんね!
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4位:スペイン(前年4位)
輸入量:1,977万L(対前年比:101.9%)
輸入額:6,031百万円(対前年比:109.8%)
太陽の国、スペインが4位です。
ここもEUなので将来的な伸びが期待されますね。ぶどうの栽培面積は世界1位のスペイン。こちらも将来的に1位になる可能性を秘めている?
5位:オーストラリア(前年5位)
輸入量:714万L(対前年比:103.2%)
輸入額:3283百万円(対前年比:107.2%)
カンガルーの国、オーストラリアが5位です。
オーストラリアからの輸入伸びてます。日本への輸入が最近伸びている要因の一つとして2015年に日本と締結したEPAがあります。13.1%の関税が段階的に削減されていき、2021年には完全に撤廃されます。ランキング5位までのライバル国も何らかの国際交渉が影響しているので、今後どれまで伸びるでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?5位までは全て前年と同順位でしたね。順位には関係ありませんが、輸入量の全体量も増えており、前年比で4%増の17,927万Lと日本人のワイン消費量が増加していることが伺えます!私の個人的な消費量ランキング的にはフランス、チリ、イタリア、スペイン、南アフリカというところかもしれません。皆さんはいかがでしょう?