Q 国産ワインと日本ワインって同じ日本で作られたワインでしょ?
A はい、間違いありません!
そうなんです。間違いではないんです。ただ、大きな違いがあるんです。
国産ワインと日本ワインの違い
1.国産ワイン
海外から輸入したブドウや濃縮果汁を使用して国内で製造されたワイン
2.日本ワイン
国産ブドウ100%を使用して国内製造されたワイン
法律とかルールはないの?
両方、ワイン自体は日本で製造されていますが、ぶどうの生産地に大きな違いがあります。
ワインの製造が盛んなEU等を中心に世界には、ワインの表示などをルールを決めている「ワイン法」ありますが、日本にはありません。 そこで国税庁が2015年10月に2つのワインの基準を決めました(施行は2018年10月)。
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実際どれくらいが日本ワインなの?
「もしかしたら、日本ワインと思って国産ワインを飲んでいたかも・・・。」
その不安を煽る記事をご紹介。
日本新聞「国産でも…「日本ワイン」名乗れるのは18%」 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24H8B_U6A121C1000000/
記事より引用 ”国税庁は24日、昨年度に国内で製造されたワインの総量や使われたブドウの品種などを分析した調査結果を公表した。同庁は昨年、国産ブドウを100%使い国内で製造されたものだけを「日本ワイン」と表示する新たな基準を策定しており、該当するのは全体の18.4%だった。”
そんなに少ないんですか?!
私自身、国産ワインと日本ワインの違いは知っていましたが、日本ワインがここまで少ないことは驚きでした。
まとめ
ワインに限ったことではありませんが、国産というプレミア感を目当てにワインを購入する人も多いかと思います。騙された感もありますが、これからは、表示ルールが整備されたことで、実力のあるワイナリーしか生き残っていかなくなるんでしょうかね。 世界に追いつけ、追い越せで日本のワイナリーにも頑張って欲しいですね